Thursday, March 23, 2006

7週目の担当記事:ルワンダと映画批評

今週はルワンダの将来についてとWhite Countessという映画の批評を担当します。

映画は今朝見てきました。ジョンのpress passのおかげで私たちもジャーナリストのごとく、タダで映画が見られるんです☆ ということで、また来週も担当したい 笑。今更気づきましたが、映画評論は文字数も少なめで、不採用になることもないので(批評だから好き勝手に書いてよい)、なかなかおいしい担当なんですね〜。

前に担当した映画は、松たか子さんがすてきな『隠し剣〜』です。古い? 外国で観たからでしょうか。日本の風景が心にしみわたりました。しみじみ。ちなみにカーディフにもインディペンデント映画だけを取り扱う粋な映画館がありまして、そこで観ました。大手の映画館で日本の映画はほとんど観られません(宮崎駿監督の映画は例外)。ところで、この『隠し剣〜』を見終わり、感傷にひたりつつ、映画館のスタッフにこの映画の感想を聞くと、「うーん、まあまあだね。ぼくはタイトルからして、壮大なバトルとか巨大なドラゴンとかを想像してたからさー」とのこと。ふーむ。バトルとは合戦のことでしょうか。そして、ドラゴンは中国…

明日はカーディフにルワンダ大使が来るのでインタビューをする予定です。ルワンダは、1994年に民族同士(フツ族、ツチ族)の殺しあいによって、国民の一割が虐殺されたことで世界の注目を集めた国ですね。80万人が三ヶ月のうちに殺されたとはどういうことでしょうか。たとえば、一日にどうやって一万人の命を奪うのでしょうか… 

当時の様子を描いた映画『ホテル ルワンダ』を観ておけばよかった、と今更後悔しています。“Shake hands with the devil”というエッセーも有名ですね。これは、当時の国連の平和維持軍を率いたカナダのロメオ・ダライレ氏のエッセーです。当時、国連からの資金も軍隊も不足していた中で、不十分な仕事しかできず、撤退せざるを得なかった様子を振り返っている回顧録です。

さてさて、今週の記事も無事に形になりますように…
それでは明日もがんばりましょう☆